キャットフードの保存方法
についてお話します。

※一人暮らしの猫飼いである、わたくし【aiai】の経験に基づいた一意見です。
あくまで個人的な意見であることをご了承ください。


みなさんは普段、キャットフードをどのように保存していますか?
  • 買ってきた袋のまま、口を輪ゴムで留めて
  • 密閉容器に移し替えて
  • 密閉ではないけれど、保存容器に移し替えて
  • 小分けしてジップロック
  • 冷凍庫・冷蔵庫で保存
などなど、各ご家庭でさまざまな保存法があると思います。
どの方法も一長一短。

飼い主が面倒くさいと思わずにできて、猫が問題なくフードを食べてくれれば、それでいいんじゃない?

まさにコレ!
コレでいいんです。
コレしかないんですね!

しかし一人暮らしの猫飼いには、こんな悩みもあるのです。
  • 大量に買った方がお得なんだけど、保存場所や保存法に困る
  • 1匹飼いだとフードがなかなか減らない
これらの悩みを解決すべく、どんな保存方法があるのか見ていきましょう。


目次

わが家の場合

本来なら、はじめから小分けになっているフードを買いたいのですが、わが家がチョイスしているフードは2kgで買うのが断然お得。
ですが、evaひとりで2kgのフードを食べ切るには、1ヶ月以上かかってしまいます。

なので、2kgのフードを買って、密閉保存容器2個に分けて保存。
1容器ずつ使っていきます。
密閉なので、ある程度鮮度は保たれているだろうと思うのですが・・・

2kgのフードを全部食べ切らないうちに、「このごはんイヤイヤ~」をはじめるのです!
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そんなマズいごはん食べるくらいなら、ゆびしゃぶってるよ~

なんということでしょう!

2kgも食べるうちに味に飽きてしまうのかな?と思って、後半はかつお節をトッピングしたり、別の味のフードと交互にあげてたり、混ぜたりしています。
そのときはよく食べるのですが、また元のフードだけに戻すと「イヤイヤ~」をするのです。

「飽きちゃった」とか「新鮮さが足りない」とか、そんなのは贅沢です!
イヤなら食べんでよろしい!
とスパルタでそのままにしておくと、そのうち観念して食べるのですが・・・最終的には完食せず、残したりもします。

贅沢はよくないのだけど、
「evaがおいしく楽しくごはんを食べられない」
というのも、それはそれで大問題です。
なんとか改善していかなければいけません。

イヤイヤする理由

なぜ同じフードを食べなくなるのか。
  • 飽きた
  • 新鮮さが足りない
  • 病気
などの可能性がありますが、今回の話では「病気の可能性」は置いておきます。

猫は味覚というより嗅覚で食事をします。
味がおいしいことよりも、いいにおいがすることのほうが重要なのです!
開封してから時間が経ち、何度も開閉される密閉容器での保存では、フードの鮮度は落ち、おいしいにおいも減っていくのでしょう。
おいしいにおいがしない、ということが【飽き】に繋がっているかもしれません。

まずはフードの鮮度を保つ保存方法を試し、それでもイヤイヤが直らないようであれば『飽きない工夫』をしていこうと思います。

キャットフードの酸化を防ぐ方法

フードの鮮度を落とす一番の原因は酸化です。
ではどのようにして酸化を防げばよいかを見ていきましょう。

フードを開封してから1ヶ月以内に使い切る

近年は、安全面から防腐剤や酸化防止剤などの添加物を使わないフードも増えてきているので、「1ヶ月以内」の使用でも遅いくらいかもしれません。
1週間くらいで使い切れるよう、小分けになっているものも売られています。
1週間なら密閉容器で保存しながら使えば、いつもフレッシュな状態が保てるでしょう。
1回使い切りならなおよいでしょうが、当然その分コストも増えます。

ジップロックやアルミパックに小分けして保存する

与えたいフードが小分けされていないタイプだった場合、はじめに自ら1週間分ずつ小分けして保存するといいでしょう。
ジップロックは酸素を通しやすいとも言われているので、アルミパックのほうがより効果的だと思います。
その際、アルミパック内の空気を出来るだけ抜いてから、【脱酸素剤】を一緒に入れたら完璧です。
【脱酸素剤】は使いまわしができないので、それは都度用意する必要があります。

小分けして真空パックして保存

ジップロックやアルミパックより手間とコストは掛かりますが、より効果的に酸化を防ぐことができます。
真空パックシーラーと専用のナイロンパックが必要になります。
「この方法がいいけど・・・真空パックシーラーってお高いんでしょ?」
いえいえ。
それが、そうでもないんです!
実際に買って、試してみました。

真空パックでフードを保存してみた

真空パックシーラーが、なんと、3199円で買えました。
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思ったより安くないですか?
もちろんピンキリです。
一番安いものを買いました。

付属の専用パックが20枚ついていましたが、あっという間になくなると思ったので、別売りの【真空保存フードシーラー専用ロール】も一緒に購入しました。
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真空パックシーラーの使い方は機種によって違うと思うのですが、ご参考までにわたしの機種でやってみましょう。

今回は付属の袋を使います。
袋にキャットフード一週間分(350g)を入れて、真空パックシーラーにセットします。
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見づらいですが、手前のゴールドの部分がシーラー(熱源)になっていて、その奥に空気を吸い込んで真空にするスペースがあります。
真空にしたい場合は、奥のスペースまでしっかり袋先端を挟み込んで、真空パックシーラーをロック。
真空ボタン(緑に光っている部分)を長押しすると・・・・
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空気をグングン吸って、10秒足らずで真空になります。
その後、スイッチのランプが赤になってシール開始。
こちらも数秒で終了。
真空排気バルブを開けて、真空を解除してから真空パックシーラーを開けます。
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これで真空パックの完成です◎

はじめてやった真空パックは(実はこれ2回目です)うまくできておらず、後日空気が入ってしまったものもあるので、数回練習するか、後日確認してみたほうがよいと思います。
コツさえつかんでしまえば失敗することなく、簡単に真空パックできますよ。
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これで酸化を防いで風味を保ったまま保存できるはずです。
鮮度の問題でevaがイヤイヤしているのなら、これで解決できるでしょう。
しばらく様子をみることみします。

まとめ

真空パックでのフード保存はいいような気がします。
実際に食べたわけではないので確かなことは言えませんが、フレッシュなにおいは保たれているように感じます。

しかしながら、evaのイヤイヤはこれでは直りませんでした。
鮮度の問題、においの問題ではなく、同じ味に『飽きている』可能性が高いです。

今後は『飽き対策』も記事にしていこうと考えています。
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ちょっとめんどうな猫です。